Nothing ear(1)ファーストインプレッション〜必要な機能がそろってる丁度いいイヤホン〜

イヤホン

Nothingから発売されたear(1)を発売日に購入してようやく届いたのでファーストインプレッションを書いていきます。

Nothingとは

NothingはOne Plus社から独立した共同創設者のCEO Carl Pei氏が2020年10月にロンドンで創設した企業です。
今回のear(1)はNothingの初製品となっており、発売以前から注目されていました。

ear(1)のスペック

ear(1)のスペックを一覧にまとめてみました。

ドライバ11.6 mm ダイナミック
ダイヤフラムグラフェン
コーデックAAC,SBC
バッテリーケース込みでANCオンの状態で24時間(ANCオフで34時間)
防水IPX4
Bluetooth バージョンv5.2
BluetoothプロファイルA2DP, AVRCP, HFP
イヤホンサイズ28.9*21.5*23.5mm 4.7g
ケースサイズ58.6*58.6*23.7mm 56.8g

ear(1)の筐体デザイン

デザイン上

スケルトンと白を基調としたどこか懐かしく、それでいて近未来感のあるデザインです。

側面にはペアリングボタンとUSB type C端子。

ケースを開いたところ。

ケース内部にはドットでear(CASE)の文字が刻印されています。

AirPodsProとのサイズ比較

大きさ比較
AirPodsProと大きさ比較

ear(1)はケースがスクエア型ということもあり、少し大きいです。

厚みも若干、ear(1)の方が勝っている感じがします。

イヤホン本体はほぼ同じ大きさでした。

アプリでイヤホンを接続

Android,iOSそれぞれにアプリがあり、イヤホン接続、設定変更などが行なえます。
※PCに接続する際はケースのペアリングボタンを長押しすればOK

ANCは強弱を選択できる

ノイズキャンセリングはLightMaximumをそれぞれ選択することができます。
ただし、後述するイヤホン単体操作ではLight⇔Maximumの変更は出来ないようです。

イコライザーはプリセットから選択

イコライザーはプリセットされている4つから選択して適用することになります。

タッチジェスチャーの選択肢は少ない

タッチジェスチャーを割り振ることが出来ますが、トリプルタップは「次の曲、前の曲、何もしない」ホールドは「ノイズキャンセリング、何もしない」と割り振ることができる機能は少ないです。今後のアップデートに期待です。

その他嬉しい機能を搭載

耳にイヤホンを装着するとオーディオ再生が開始、外すと一時停止する機能がついています。
イヤホンを探すをタップすれば接続されているear(1)からアラーム音が鳴り、紛失した際の手助けとなります。

ノイズキャンセリングは強め

ノイズキャンセリング機能は非常に優秀です。
AirPodsProと同じくらいか少し上回っているように感じました。
環境に応じてノイズキャンセリングの強弱を選択できるのはいいと思います。

外音取り込みは標準的

外音取り込み機能は可もなく不可もなく、標準的なレベルです。
AirPodsProと比較すると、多少の不自然さがあるかな?という感じです。
(AirPodsProの外音取り込みが優秀すぎるだけかもしれませんが…)

イヤホンのタッチジェスチャーについて

ジェスチャー操作を変更できるトリプルタップ、ホールドの他に
変更できない操作として、ダブルタップ(オーディオの一時停止・再生)スライド(音量調整)が存在します。
特に気になるのはスライドで、音量調整できるのは便利ですが1回スライドするごとに接続先の端末の音量が1メモリ増減するようになっています。
微調整する分には便利ですが、大きく音量を上げ下げしたい場合は何度もスライドする必要があります。

ホールドのノイズキャンセリング切り替え

イヤホン本体の側面を2秒ほど触れ続けることで、「ノイズキャンセリング→外音取り込み→なし→ノイズキャンセリング…」と状態と切り替えることが出来ます。
ちなみにノイズキャンセリング時の強さは、アプリ上で選択していたLight,Maximumに依存して切り替えが行われます。
切替時のホールドの長さもアプリで調節できると良いと感じました。

総評:欲しい機能が全部詰まった、1万円台で購入できる最高のイヤホン

求めていた機能を全て搭載してなおかつ12,650円という価格で発売されており、おすすめできるイヤホンです。
デザイン性,ANC,外音取り込み,Qi充電対応,まさに探していたイヤホンだ!!と発表された際に一目惚れした製品でした。
イヤホン操作の選択肢が狭いことが現状のネックですが、今後のアプリアップデートによって様々な機能が追加されることを期待しています。

現状、購入方法は限定的

もともと発売日は8/17でしたが、昨今の情勢により8/27へ発売日が延期されていました。
Amazon,楽天市場は当初8月末オープン予定とアナウンスが有りましたが、現時点では情報がありません。

公式サイトでメルマガ登録をすると、入荷通知メールが来るようですので興味がある方は登録してみてはいかがでしょうか。

それでは、また次回。

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